story182■限定15脚
希少材 水目桜のsui arm chair 2017

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生産量が少なく、市場にほとんど出回らない希少材のミズメザクラ。
それも30年しっかり天然乾燥させたものが手に入ったんです!

名前に桜とつきますが、実はカバノキ科。
とても固く加工が難しい材ですが、木目は緻密で美しく、磨くと艶が出てとても綺麗。
古来から家具材として使用されてきた材です。
手触りもとてもすべすべ気持ちいい。


店頭にも1脚入荷しました。
店頭はヌメ革座面を展示しています。
シミになりやすいヌメ革ですが、経年変化して飴色になった椅子を以前に見た事がありそれはそれは素敵で・・・!
どんな風に育つか楽しみです。

限定15脚のうち無垢座面は4〜5脚しか作れないので無垢座面をご検討中の方はお早めに。
座面には美しい紅白の色が出そうです。

sui arm chair 2017の詳細はこちら


 
 

story181■動画
KOMAの椅子ができるまで


新作cocoda chair 2017の製作しているところを4分の動画にしました。

KOMAの製品は代表の松岡がデザインをしています。
動画は図面を描くところからスタート。
以前はパソコンを使っても描いていましたが、手描きだから表現できるクリエーションがあると松岡は言います。
また手描きの方がお客様が喜んでいただけたり、伝わりやすいので現在は手描きの図面にこだわって描いています。
水彩で色をつけて図面の完成です。

次に原寸をひき、型を作り、脚の製作、アームの製作。
職人がひとつひとつ手作業でパーツを製作していきます。


そしてラストはKOMAの真骨頂とも言うべき手道具を使った仕上げです。
刀、大きな寸八鉋、Rがついた反り鉋、小さな豆鉋、両手を使って削る南京鉋など様々な手道具を使い、
一刀一刀木目の方向を読みながら押したり引いたり刃の入れ方を変え削り出していきます。

一瞬登場するだけですが、刃物での削りの後は5種類のサンドペーパーをかけていきます。

『目より手の感覚の方がより正確』と触って最終確認。
動画には登場していませんが、下地→オイル→ワックスを塗って仕上げています。

淀みなくリズミカルに・・・無駄のない動きで頭の中のイメージをカタチにしていく様は圧巻。
新しいものを『生み出す』時の集中力、エネルギー、ビリビリするような緊張感まで伝わってくる動画です。



cocoda chair 2017はKOMA shopに展示しています。
cocoda chair 2017の詳細はこちら

KOMAでは他にも『テーブルができるまで』等動画を配信しています。
その他のmovieはこちら
 

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